サンクトガーレン / さくら 

ブルワリーサンクトガーレン
スタイルハーブ・スパイスビール
ABV 5%
IBU17
SRM 4.2
ブルワリーのコメント 長野県伊那市高遠の桜の花・桜の葉を使った桜餅風味のビールです。
長野県伊那市高遠の桜は「天下第一の桜」と称され「さくら名所100選」にも選ばれています。通常ビールは大麦麦芽でつくりますが、このビールは大麦麦芽にプラスして小麦麦芽を使用。そのため、柔らかく優しい口当たりです。ビールの苦味のもとになるホップの使用は抑え、高遠の桜の花びらと葉で風味付けをしました。桜茶などにも使われる食用の八重桜を1回の仕込み(2340L) に60Kg使用しています。

桜の収穫は毎年GW前後に行われています。摘み取った桜はすぐに塩漬けにされます。桜・塩・水を交互に加え、力をかけて三分の一程度にまで圧縮。それを冷蔵庫で1年程度寝かせれば完成です。ビールに使うときには、前日から流水にさらして塩抜きしてから使います。
ビールの桜餅のような香りは、クマリンという成分。咲いている桜の中では糖と結合していて、香りはしません。塩漬けにすることで糖が分離してクマリンが生成され、桜餅のような香りを放ちます。

桜餅にはクレープ状の皮で餡を巻く関東風の長命寺と、 餅米を使った関西風の道明寺の2通りあります。サンクトガーレンでは社長の岩本が福岡県出身ということもあり、目指したのは道明寺桜餅のような味わい。

通常の大麦麦芽にプラスして、柔らかい口当たりを出すために小麦麦芽を20%使用。さらに神奈川県海老名市の泉橋酒造で栽培された酒米”楽風舞(らくふうまい)”も併せて用い、お餅のような甘くふっくらした風味をビールにプラスしています。

[初期比重] 1.048

サンクトガーレンホームページより抜粋
麦芽 ペールエール、ウィート
ホップ コロンバス(トマホーク) ニュージーランド・ネルソンソーヴィン
酵母
副原料楽風舞(酒米)、さくら
炭酸ガス含有量
Hyggeメモ 完全に桜餅!
2022.2.26
Bitly
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