京都醸造(KYOTO BREWING) / 燻 (IBURI)

燻 (IBURI)

ブルワリー京都醸造
スタイル燻りヘレス
ABV5.0%
IBU4
SRM
このビールは私たちがこれまで造ったビールの中でも最もユニークなものになりました。京都の価値を再認識し、未来の文化を考え、グローバルなアート・文化のコミュニティ創出を目指す「THE KYOTO」とのコラボレーションだからというのもありますが、「京都の日常を日常的に飲めるビールで表現する」というコラボのコンセプトを表現するのに、ちょっと変わった原材料、京番茶を使ったからです。この街で古くから親しまれる京番茶は他のどんな日本茶とも違い、スモーキーで革っぽく煙草のような香りがあり、かつては京都の人々にとっては欠かすことのできない日常的な飲み物でした。私たちは、どんな場面にも合う飲みやすいドイツのペールラガーやエールというスタイルを採用し、このお茶と組み合わせることにしました。

そして、京風スモークビールとも呼ぶべきビール「燻」が出来ました。京番茶のスモーキーな煙草っぽいニュアンスが燻製麦芽の香りと合わさって晩秋のキャンプファイヤーを思わせる独特な後味を生み出しています。そのニュアンスは決して強すぎないが、京番茶そのものにあるような個性的な味わいや個性をうまくビールに残してくれています。また、ホップの使用を最低限に抑えることで、お茶の渋みとホップとがぶつかり合ったり苦味が強くならず、ラガーらしい心地よい飲み口が残りました。使用した麦芽は100%ドイツ産で、中でもバイエルン州産の燻製麦芽を少量加えることで、スモークの特徴が一層深みを増しています。このビールはこれまで造った中でも最もユニークなものの一つで、意見は分かれると思いますが、一度ハマるとお茶は京番茶、ビールは燻じゃないと物足りなくなりますよ!

名前の由来: スモーク麦芽と京番茶を組み合わせたことで、このビールにはまるでキャンプファイヤーのようなフィニッシュと、独特なスモーキーさがあります。

モルト: Pilsner, Smoked Malt
ホップ: ビタリング – Hallertauer Mittelfruh / アロマ – None
その他: 京番茶
酵母: Kolsch-style Yeast
ガスボリューム (炭酸ガス含有量): 2.5
Hyggeメモ煙い!すごく燻された香りがする。
Attention Required! | Cloudflare
タイトルとURLをコピーしました