京都醸造 / 若気の至り

ブルワリー京都醸造
スタイル1%セゾン
ABV 1%
IBU12
SRM
ブルワリーのコメント 京都ビールとアルコールは切っても切り離せないものですが、ビールの味わいにどれくらい影響があるのでしょうか?ほとんど、あるいはまったくアルコールを含まなくても、ビールのような味がするのか?もしそうなら、どうやったら造れるだろう?ビールからアルコールを除くと、どんな味わいが残るのか?このユニークなビールを造る過程で、私たちはこのような疑問を自分たちに問いかけました。

このビールにはコールドマッシュという技術を使って造っており、一般的なマッシング技法と比べると、糖分がはるかに少ないのが特徴です。アルコールは酵母が糖を代謝する過程で生まれるため、糖がほとんどないということは、アルコールもほとんど生成されないということです。発酵にはセゾン酵母を使うことにしました。セゾンが好きだからというのもありますが、この酵母が生み出す強いフレーバーとアロマにより、ビールに複雑さが加わると思ったからです。ホップの味わいと香りはSimcoeとAramisが主役で、Cascadeがそれを支えています。

そうして出来上がったのは、間違いなくビールでありセゾンでした。ただ、これまでに造ったどんなビールとも別物です。私たちがビールに期待する香りや味わいはありつつも、アルコール度数を極端に下げたことでフレーバーとボディの感じ方は大きく異なります。減らすことで得られたものとは?ぜひ実際に飲んで確かめてみてください。

名前の由来: これは若さゆえ。ただちょっと、若さゆえに挑戦的なことをしたかったのです。IPAやハイアルコールがもてはやされる昨今に対する、1%のほんのわずかな抵抗です。1%だからって、ダメなことなんてないでしょう。ビールを酔いの道具としてではなく、飲み物として向き合った一つの形がこの「若気の至り」です。
麦芽
ホップ
酵母
副原料
炭酸ガス含有量
Hyggeメモ 1%⁉︎
まろやかで、セゾンっぽい穀物感や酵母感はあるものの、若干物足りない気がするのはやっぱりアルコール度数低いから?
飲んだ日2021/11/14
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