東海道BEER川崎宿工場 / ゴールド・エクスペリエンス

ブルワリー東海道BEER川崎宿工場
スタイルサワービール
ABV7%
IBU
SRM
ブルワリーのコメントノースカロライナ大学の研究チームにより発見された、蜂の体内酵母を使い醸造されたビール。
この酵母は発酵時に爽やかな酸味を作り出す特徴を持っています。
重みのある甘みと酸味の爽快な調和をご体験ください。

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2年前に造って以来なんですが、蜂の体内の酵母を使ってビールを造りました。
『ゴールド・エクスペリエンス』(7%)という名前です。
その酵母は発酵中に乳酸を作り出すというユニークな性質があり、酸味のあるサワービールを造れます。
2年前とは酵母自体が別のものになったので、ビールも結構変わっています。

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発酵の際に乳酸を作るというユニークな特徴を持つ、蜂の体内にいる酵母を使用しています。
2年前もこのビールを造ったのですが、2年前とは酵母が別種になりました。
2年前はマルハナバチの体内酵母で、今回はアシナガバチの体内酵母に変わりましたが、そこは重要な変化ではありません。
重要なのは2年前は液体酵母を使い、今回は乾燥酵母を使ったことです。

液体酵母とは培養液の中に酵母が入った酵母本来の形、乾燥酵母はそれを乾燥させて酵母を仮死状態にさせたものです。
ゴールド・エクスペリエンスに使われている蜂の体内酵母ですが、2年前の液体酵母が手に入らなくなり、今回試供品として乾燥酵母が手に入ったので、それを使いました。

ここでビール雑学ですが、乾燥酵母と液体酵母、何がどう違うのでしょうか?
実は液体酵母の方が繊細な発酵による香りが出ます。なので仕上がりが立体的になり、品のあるものになります。
比べて乾燥酵母はポップな仕上がりですね。一概に悪いとは言えませんが、多少チープになります。
もう1つ、乾燥酵母の方が沈殿しづらく、クリアな味になるまで時間がかかりますね。

さて、酵母を変えた今回のゴールド・エクスペリエンス、やはり仕上がりも2年前とは違いました。
2年前はまるで白ワインのような品のある仕上がりでした。フラワリーで少しハチミツの香りもありました。今思うともっと高い値段で売っても良かったですね。
今回は、ストレートに柑橘を感じさせる味わいです。やはり高級感はありますね。白ワインとまではいきませんが、柑橘ジュースにはないクリアな味わいで、アルコールから来る色気もありますね。
2年前と比べて、今回の方が酸味は丸く、甘みも少し増しています。比較的飲みやすいですね。
麦芽
ホップ
酵母 アシナガバチの体内酵母 (乾燥酵母)
副原料
炭酸ガス含有量
Hyggeメモ前回のゴールド・エクスペリエンスは明るく突き抜けるような酸味が爽やかだったけど、今年のは酸味が丸くてしっとり。
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